本サイトは、2013年~2016年に開催された「喜多方・夢・アートプロジェクト」の活動を記録したアーカイブサイトです。

ともにつくり、共有する。
みらいに向けた新しい価値に気づき、築く。

喜多方アート暮らし「喜多方アート暮らし」は、アーティストと地域住民が交流し、日常に創造的活動が行われれること(=『ともにつくり、共有する』)、アート(アーティスト)を受け入れ、新しい発想が誘発されること(=『未来に向けて新しい価値に気づき、築く』)を目的とした、創造的活動拠点づくりプログラムです。

今年は、国内外で活躍するアーティスト2名、1組を喜多方にお迎えします。
アーティストと地域住民の交流や共同活動を通して、地域住民が先端性、芸術性の高い文化芸術を体験する機会や自ら創造活動に取り組もうとするきっかけを創出するだけでなく、喜多方の歴史や文化など多様な地域資源の価値を再発見し、それらを未来に向けて繋げていく取り組みを行います。

参加作家

中山 晴奈

中山 晴奈

プロフィール

1980年千葉県生まれ。アーティスト。

筑波大学、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻を経て、NPOに勤務。
埼玉県内のメディアセンターにおいて、メディアリテラシーのワークショップ等を企画運営しながら、学生時代より同級生と起業していたフードデザインの活動を継続、週末起業をする。

2008年より公共デザインの会社内でNEXT KITCHENの活動を開始。
美術館や博物館で食を使ったコミュニケーションデザインや出張料理、ワークショップなどを行う。

2009年10月より独立。調理専門学校や美術大学の講師を務める。

滝沢 達史

滝沢 達史

『agemos』

喜多方の北西に雄大にそびえ立つ飯豊連峰。
古くから信仰の山として親しまれ、五穀豊穣を願う人や、一人前の大人になる通過儀礼として13歳の男子が白装束姿で登っていました。
四季を通じて雪を冠した神秘的な姿を見せてくれるとともに、雪解け水は喜多方の大地を潤し、たくさんの生命を育み、人はその豊かな恵みを受けています。

滝沢氏は、2013年から「風土の記憶と飯豊山」をテーマに、地域住民にとって馴染みの深い飯豊山を独自の視点で表現した映像作品「seou」(2013年夏)、「katugu」(2014年秋、森のはこ舟アートプロジェクト)を発表してきました。
3作目となる「agemos」(2015年春)は、『あげもうす(献上する、供える)』という会津弁の言葉に滝沢氏からの「飯豊山」に対するメッセージが込められています。
2013年から3年間にわたって撮影された飯豊山の春、夏、秋の風景をご覧ください。

イベント詳細

会期
平成27年10月10日(土)~11月3日(火祝)
時間
11:00~17:00
会場
金忠 絵本の蔵・手前の蔵
イベント
オープニングイベント 平成27年10月10日(土)
アーティストトーク 18:00~19:30
「飯豊山から見える世界」滝沢達史

レセプション 19:30~20:30
「ワイン片手に蔵で語らう会」(参加費500円)
ゲスト:和飲蔵店主 星宏一

プロフィール

神奈川県出身。アーティスト。
多摩美術大学油画専攻卒業。土地の歴史や風土を作品の題材に、その土地で得られる素材を用いた空間表現を行っている。

主な発表歴

  • 越後妻有アートトリエンナーレ(2009、2012、2015)
  • 中房総国際芸術祭(2014)
  • 喜多方・夢・アートプロジェクト(2013)
  • 森のはこ舟アートプロジェクト(2014)など

Nadegata Instant Party(ナデガタ・インスタントパーティ)

Nadegata Instant Party(ナデガタ・インスタントパーティ)

プロフィール

Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)

美術家の中崎透、山城大督、アートマネージャーの野田智子によるアーティスト・ユニット。
プロジェクトを実施する場所や状況において最適な「口実」を立ち上げ、口実化した目的を達成するために多くの参加者を巻き込みながら、ひとつの出来事を「現実」としてつくりあげていく。
「口実」によって「現実」が変わっていくその過程をストーリー化し、ドキュメントや演劇的手法、インスタレーションなどを組み合わせながら作品を展開している。

主な発表歴

  • 「24 OUR TELEVISION」アーティスト・イン・レジデンス2010
  • 「反応連鎖」青森公立大学 国際芸術センター青森(青森)
  • 「カントリー・ロード・ショー/COUNTRY ROAD SHOW」東京都現代美術館(東京)
  • 「MOTアニュアル2012 Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる」東京都現代美術館(東京)
  • 「STUDIO TUBE」あいちトリエンナーレ2013(愛知)など