本サイトは、2013年~2016年に開催された「喜多方・夢・アートプロジェクト」の活動を記録したアーカイブサイトです。

セザンヌ・ピカソ・ロダン・マティス…
喜多方の文化活動セピロマ会の夢叶える
今年はポール・セザンヌ!

sezannu本展では喜多方美術倶楽部からセピロマ会へと連なる地域に根ざした文化活動を再評価し、アーティストを受け入れ支援してきた喜多方の寛容な風土を広く再認識するとともに、その21世紀における展開を試みます。

本展の開催にあたって、喜多方と同様に蔵の町として知られ、また町衆の活動が活発な岡山県倉敷市の文化運動の結実たる公益財団法人大原美術館に特別協力を 頂けることになり、セピロマ会の命名のもとになったセザンヌ、ピカソ、ロダン、マティスの作品を一作家ずつ四年間にわたって借用、展示いたします。
あわせて大原美術館によるアーティストのレジデンスプログラム(ARKO)に参加した作家の作品を展示すると共に、その作家を喜多方にも招き、喜多方での制作作 品を展示いたします。
本年度は、大原美術館収蔵のポール・セザンヌ作品3点(「水浴」「背後から見た男の裸像と《略奪》のための2つの習作」「風景」〈白樺美術館より永久寄託〉)と2011年にARKOへ参加した花澤武夫氏の作品2点「レッツ グルーブ(聖アントワーヌの誘惑)」「ゴールドベルグ(倉敷眺望)」あわせて花澤氏が喜多方で制作した作品を展示し、この他、喜多方美術倶楽部とセピロマ会の流れについても紹介します。

開催詳細

会場
喜多方市美術館
開館時間
午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)
休館日
毎週水曜日
入館料
一般    500円(400円)
大・高校生 300円(250円)
小・中学生 200円(150円)
※( )は20名以上の団体割引料金

参加作家

花澤武夫

花澤武夫

プロフィール

1977年 千葉県生まれ。2000年 多摩美術大学油画科卒業。

個展

  • 2013年 GALLERY SIDE 2, 東京
  • 2012年「A Bale of Rice」(Gallery VER、バンコク、タイ)
  • 2011年「ARKO 2011 花澤武夫」(大原美術館、倉敷)

グループ展

  • 2013年「オーハラ・コンテンポラリー」(大原美術館, 倉敷)
  • 2013年「100 Years, 100 Rooms, 100 Artists」(Art Hotel Gran Paradiso、ソレント、イタリア)
  • 2011年「Pathos and Small Naratives」(Gana Art Center、ソウル)
  • 2011年「VOCA 2011」(上野の森美術館、東京)
  • 2010年「絵画の庭ーゼロ年代日本の地平から」(国立国際美術館新築移転5周年記念、国立国際美術館、大阪)

本年度は「せぴろまの夢 せはセザンヌのセ」展では大原美術館所蔵のセザンヌの作品を展示するとともに、大原美術館のアーティストのレジデンスプログラムARKO 2011参加アーティスト花澤武夫の作品を展示いたします。この他、花澤武夫を喜多方に招き、新たに制作した作品を公開いたします。

関連イベント

トークイベント「蔵とアートのまちづくり」

日時
9月6日(金) 16:00~17:40(開場 15:30~)
会場
喜多方プラザ文化センター 小ホール
料金
入場無料
講演会
「喜多方で、倉敷を語る」 16:00~16:40
講師
大原謙一郎(大原美術館理事長)
対談
「東北学・倉敷学」 16:50~17:40
大原謙一郎(大原美術館理事長)×赤坂憲雄(福島県立博物館館長)
定員
200名(先着順)
お申込み
8月6日から受付を開始します。
喜多方市美術館へ電話(0241-23-0404)またはFAX(0241-23-0406)にお申し込みください。
申込内容(代表者氏名、電話番号、申込人数)をお教え下さい。

トークイベント「アーティストをとおしてみる喜多方」

日時
9月7日(土) 14:00~15:30
会場
喜多方市美術館
料金
申し込み不要ですが、当日観覧券が必要
講師
花澤武夫(喜多方・夢・アートプロジェクト参加作家)×柳沢秀行(大原美術館学芸課長)

記念講演会「絵画の冒険 大原美術館の作品たち」

日時
9月8日(日)  13:30~15:00
会場
大和川酒蔵北方風土館昭和蔵(駐車場 大和川酒蔵北方風土館周辺に各所あり)
料金
入場無料
講師
高階秀爾(大原美術館館長)
定員
200名(先着順)
お申込み
8月6日から受付を開始します。
喜多方市美術館へ電話(0241-23-0404)またはFAX(0241-23-0406)でお申し込みください。
申込内容(代表者氏名、電話番号、申込人数)をお教え下さい。

フォーラム「地域における美術館という装置」

日時
10月6日(日) 13:30~15:30
会場
喜多方プラザ文化センター 小ホール
料金
入場無料
内容
  • 報告1
    「大原美術館の社会連携」 13:30~14:00
    講師 柳沢秀行(大原美術館学芸課長)
  • 報告2
    「東京都美術館×東京藝術大学 とびらプロジェクトがはじめたこと」 14:00~14:30
    講師 伊藤達矢(東京藝術大学特任助教 とびらプロジェクトマネージャ)
  • ディスカッション
    「地域における美術館という装置」 14:30~15:30
    出演者 柳沢秀行、伊藤達矢