11月3日、文化の日、福島県立美術館移動美術館の関連事業として「触って、話して、見て楽しむ美術鑑賞ワークショップ」を午前・午後の2回に分けて開催しました。

主に視覚に障害のある方を対象に、ブロンズの美術作品に手で触れて鑑賞するワークショップです。オーギュスト・ロダン、ヘンリー・ムーアといった海外の著名な作家の彫刻作品を触ったり、作品について話したりしながら鑑賞しました。形や質感などを感じながら、普段は触れることができない作品の魅力を体験しました。

作品を触る前に、福島県立美術館の鑑賞補助教材である「アートキューブ」を使って、素材の違いによる触感を確かめるなど、普段のワークショップより少しゆっくり丁寧に、楽しみながら行いました。

アートキューブで素材の違いを確かめる

参加された方からは、「他のイベントが色々中止になっている中、実施してもらえて非常にありがたい」、「まさに文化の日にふさわしい内容ですね」など、うれしいご感想をたくさんいただきました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

また、ご尽力いただきました、福島県立美術館、福島県点字図書館のみなさまにも、お礼を申し上げます。ありがとうございました。