11月19日(木)、喜多方市上三宮公民館にて喜多方市立上三宮小学校5・6年生の授業の一環として「出前美術館」を実施しました。

今回は会津若松市出身の日本画家、猪巻清明の日本画やスケッチを合わせて7点鑑賞した後、「今日のかぼちゃ」をテーマに作品を制作しました。

*美術館のかぼちゃ
まずは、何が描かれているか、四季はいつ頃か、空気は暖かいか冷たいかなど、作品から読み取れることを生徒のみなさんと会話しながら鑑賞しました。次に、〈南瓜〉や〈西瓜〉、〈茄子とトマト〉〈瓜と林檎〉の作品から、どれが新鮮か?一番重いのは?など、手でジェスチャーをしながら大きさや重さを表現し、作品から読み取れるイメージを膨らませました。
「瓜」が付く「西瓜」や「冬瓜」の漢字や「冬至かぼちゃ」について、画像を見ながら南瓜の成長過程を学び、さらにかぼちゃのイメージを膨らませました。

*描く準備体操
「今日のかぼちゃ」を描く前に、今日のみなさんの気分の色で、線や点、丸などを思い思いに画用紙に描き、みんなでリラックスしながら腕や心の準備体操をしました。

*今日のかぼちゃ
学校の先生方のご協力で、個性的なかぼちゃが用意されました。それらを観察しながら、水彩絵具と平筆でかぼちゃの中身から少しづつ大きく育つように描きました。皮や筋、ボツボツ、ツルツルした部分は、手でちぎった色紙や和紙を和ノリで貼って表現していきます。

*みんなのかぼちゃ
完成した「今日のかぼちゃ」をイーゼルにのせて鑑賞し、制作した感想やみんなのかぼちゃについて発表し、終了となりました。

喜多方市立上三宮小学校の皆様、会場をご提供いただいた喜多方市上三宮公民館の皆様、このような機会をいただき誠にありがとうございました。