展覧会概要

喜多方市美術館では、銅版画家の安部直人、油彩画家の後藤學、墨で描く齋藤隆、木版画家の長谷川雄一の4人による展覧会を開催いたします。彼らは当館の開館当初よりゆかりの深い作家たちであり、会津地方を拠点に県内の文化芸術の発展に貢献し、現在も第一線で活動しています。本展覧会では、異なる四彩(技法)で表現された作品を約70点展示し、会津地方の美術活動の一翼を担ってきた彼らの交流や創作活動も合わせて紹介します。4人に共通する「線」の表現は、繊細かつ力強く刻むように描かれています。版を刻み、一筆に込めた線からは、彼らが追求してきた表現や技法に向きあった一瞬と、積み重ねた各々の時間を感じ取れるような展覧会です。

齋藤 隆(1943〜)東京都足立区に生まれる。全国を放浪しながら独学で絵を学び、現在は須賀川市勢至堂にアトリエを設ける。初期作はケント紙にコンテで人物像を描き、90年代になると和紙と墨の濃淡で表現活動を行う。

長谷川雄一(1945〜)会津若松市に生まれる。1960年代後半に木版画家の斎藤清(19071997)との出会いによって版画を制作し始め、現在は三島町にアトリエを設け、会津地方を拠点に活動している。

安部直人(1952〜)喜多方市塩川町に生まれ、東京版画研究所で基礎的な銅版画の技法を学ぶ。その後、独学で制作を始め、現在は故郷にアトリエを設け、県内を中心に活動している。

後藤 學(1953~)喜多方市に生まれる。1979年東京藝術大学大学院美術研究科終了後、油彩画家として活動。一方で、1992年当館開設準備室学芸員に着任後、2019年3月まで学芸員を経て館長を務め、数多くの企画展に携ってきた。

*9月15日(木)より、一部展示替えいたします。
*前期[8月27日(土)〜9月13日(火)]のチケット半券をご提示いただくと、後期[9月15日(木)〜10月2日(日)]観覧の際、100円引きでご覧いただけます。

 

 

齋藤隆《墨と和紙による習作(横顔)》1992年 個人蔵

 

長谷川雄一《月下草木抄No.1》2013年 会津清掃有限会社

 

安部直人《遊離魂》2022年 作家蔵

 

後藤學《森の中へ》2010年 作家蔵

主催

喜多方市美術館

観覧料

一 般 小・中・高校生 65歳以上75歳未満 未就学児・75歳以上
600円 250円 300円 無料

休館日

毎週水曜日

関連事業

アーティストトーク ※定員となりましたので募集を締切ります。

座談会形式で4人の作家による、これまでの制作活動などについてお話しいただきます。

日  時 9月10日(土) 13:30〜
場  所 喜多方市美術館 第2展示室
講 師 安部直人氏、後藤學氏、齋藤隆氏、長谷川雄一氏
定  員 40名 ※電話にて事前申込みが必要です。
参 加 費 無料    ※当日観覧券が必要です。

ワークショップ

メゾチント・ドライポイントの技法を学び、制作するワークショップ。どちらかの技法を選択できます。

日  時 1日目:9月24日(土)13:30〜16:30
2日目:10月1日(土)13:30〜16:30
※メゾチントを希望する方は2日間の受講が必要です。
場  所 喜多方プラザ 2階 第三会議室
講 師 安部直人氏(銅版画家)
対 象 小学4年生 〜 一般 ※小学生は保護者同伴。
定  員 15名 ※定員になり次第締切。電話にて事前申込みが必要です。
参 加 費 500円
その他 汚れても良い服装でお越しください。

 

学芸員による作品解説

日 時 9月17日(土) 14:00〜
場  所 喜多方市美術館内
参 加 費 無料 ※当日観覧券が必要です。
定  員 10名 ※電話にて事前申込みが必要です。

※新型コロナウイルス感染対策のため、状況によって休館やイベント中止等の可能性もございます。
※また、来館やイベントに参加される際は、マスクの着用・手指消毒等のご協力をお願いします。