展覧会概要

向井潤吉(1901-1995)は、京都出身の洋画家です。関西美術院に学び、ヨーロッパ留学を経て、1933(昭和 8)年に東京・世田谷にアトリエを 構え、長く創作の拠点としました。終戦の年の秋に新潟県川口村(現長岡市)を訪れ、古民家をモチーフとした作品を制作して以来、日本各地を旅 しながら、高度成長期の中で失われゆく茅葺き屋根の古民家を 40 年以上にわたって描き続けました。 向井の制作スタイルは心惹かれる風景や民家の前にイーゼルを立て、その場の風光を感じながら作品を描くというものでした。作品には、風 景そのものだけではなく、地方独特の自然環境や人々の暮らしに対する感慨までもが表現されており、観る人への共感を誘います。 古民家を巡る旅の中で、向井は東北地方に度々訪れており、特に岩手・山形・福島の 3 県には頻繁に足を運びました。県内では初夏から晩秋 にかけて、中山宿などの古くからの宿場町、猪苗代町や南会津の町村を取材しています。 本展覧会は向井潤吉作品を多く所蔵する世田谷美術館の特別協力のもと、東北地方と新潟県を題材とした油彩画・水彩画 約 45 点を紹介し ます。作品を通して、かつての風景に想いを馳せ、それぞれの地域に根ざした暮らしの多彩さを感じていただければ幸いです。

向井潤吉《六月の田園》[岩手県岩手郡滝沢村]1971年 世田谷美術館蔵

主催

喜多方市美術館

特別協力

公益財団法人せたがや文化財団 世田谷美術館

協力

公益財団法人 野口英世記念会

後援

福島民報社、福島民友新聞社、朝日新聞福島総局、読売新聞東京本社福島支局、
毎日新聞福島支局、産経新聞福島支局、河北新報社、福島テレビ、福島中央テレビ、
福島放送、テレビユー福島、ラジオ福島、ふくしまFM、喜多方シティエフエム

観覧料

一 般 小・中・高校生 65歳以上75歳未満 未就学児・75歳以上
600円 250円 300円 無料

休館日

毎週水曜日  ※11月3日(文化の日)は開館します。

関連事業

講演会「向井潤吉の画業」

向井潤吉の生い立ちや展示作品、古民家を描いた歩みなどについてお話しいただきます。

日  時 10月9日(土)14:00〜
場  所 喜多方プラザ小ホール
講 師

橋本 善八 氏 (世田谷美術館副館長兼学芸部長)

定  員 40名 ※電話にて事前申込みが必要です。
参 加 費 無料  ※観覧券の半券が必要です。観覧券は会場受付にてご購入いただけます。

学芸員による作品解説

内  容 展覧会の内容と作品の解説
日  時

10月 16 日(土)、10月 30 日(土)  14:00〜15:00

場  所 押切川公園体育館 2F会議室
講 師 当館学芸員
定  員 各回10名程度
参 加 費 無料 ※当日の観覧券が必要です。

※新型コロナウイルス感染対策のため、状況によって休館やイベント中止等の可能性もございます。
※また、来館やイベントに参加される際は、マスクの着用・手指消毒等のご協力をお願いします。