1995年のオープン記念に開催された「モノクローム展/白と黒」の第2回展となります。モノクロームの世界は、単一の色彩をベースにしていますが、その作品の多くが、シロとクロを基調としているのは、両極にあるこの二色が生み出す、単純にして深遠な表情が魅力的だからです。今回の出品作家は黒や白に各々こだわりを持っていて、他の色彩も黒と白と同じだけのこだわりを持っているはずです。黒白を美しく見せ、いきいきと見せるには、高い色彩感覚があって初めて可能となってきます。4人の作家の平面作品と彫刻作品を展示紹介します。

出品作家: 佐々木邦子、辻はる子、細井良雄、渡部貢

主催

喜多方市美術館