喜多方市美術館のコレクションは、福島県内を拠点に活動している作家、あるいは福島県に特別の思い入れのある作家、そして喜多方・会津地方にゆかりのある作家の作品を中心に収蔵されています。「館蔵展」は当館が収蔵してきたコレクションと、新たに収集した作品を紹介する企画展です。

本展では「あなたが選ぶ喜多方市美術館のコレクション」と「公募:ふるさとの風景展 in 喜多方」、「喜多方美術倶楽部と森田恒友」という3つのテーマで約50点の作品を紹介します。

3つのテーマ

●あなたが選ぶ喜多方市美術館のコレクション

当館では2019年4月20日~8月31日の開館期間中、来館の皆様に当館のコレクションから「もう一度観たい作品」などを3点選んで投票してもらいました。集計結果から上位5点と寄せられたコメントなどもあわせて紹介します。

石山富彦《晩秋(飯豊遠望)》1988年

 

 

 

 

 

 

●公募:ふるさとの風景展 in喜多方

「公募:ふるさとの風景展 in 喜多方」は、1995(平成7)年の開館当初から続く喜多方市美術館主催の公募展です。

今回は、「ふるさとの風景展 in 喜多方」の第1回から第24回までの大賞作品と、招待作品などを紹介します。各作品からは作家独自の視点からなる「ふるさと」を感じることが出来ます。それぞれが思い描くふるさとの風景をご覧ください。

白田誉主也《望郷》2010年

 

●喜多方美術倶楽部と森田恒友

森田恒友(1881-1933)は埼玉県出身で、詩情豊かな優しい田園風景を描く作家として知られています。一時期、山都村(現喜多方市山都町)にある喜多方美術倶楽部会長の田代家に滞在し、会津地方の風景画を描きました。

今回、福島県立美術館で開催の「森田恒友展」の共同企画として当館では「喜多方美術倶楽部と森田恒友」をテーマに、その他ゆかりある作家も紹介します。

観覧料

一般 大学・短大・専門・高校生 小・中学生
300円(250円) 200円(150円) 100円(80円)

※( )は20名以上の団体料金です。

※当館は、JAF会員優待施設になっています。

https://jafnavi.jp/web/facility.php?sisetu_id=071107X00782&ex

休館日

2019年12月18日(水)、25(水)、29(日)~2020年1月4日(土)、8日(水)

主催

喜多方市美術館

協力

福島県立美術館

学芸員による作品解説

日 時 2019年12月22日(日)、2020年1月12日(日)

各日 14:00〜

場 所 喜多方市美術館内
参加費 無料(申込不要・当日観覧券が必要です)