喜多方市美術館が1995(平成7)年の開館から続けている公募展「ふるさとの風景展in喜多方」は、今年で30回目を迎えます。この公募展のテーマの「ふるさとの風景」は、当初「身近な会津の風景」と位置づけていましたが、その後、回を重ねる中で「それぞれの心にイメージするふるさと」へとテーマを変更しました。このことによって、全国からの応募へと大きく広がりました。今回の応募作品は合計114点となりました。一般の部90点の中から入賞8点・入選37点、青少年の部24点の中から入賞6点・入選5点が選ばれました。また、青少年を応援する目的で設立された青少年喜多方中央ロータリークラブ賞に、3点が入賞しました。本展では、昨年度の大賞受賞者による招待作品を含めた57点を紹介いたします。描く人・観る人がそれぞれのふるさとを想い、ふるさとを共有することができれば幸いです