《結婚》  2001年

生田宏司は、1953年山形県鶴岡市に生まれます。多摩美術大学絵画科日本画専攻卒業。銅版画は、大学在学中から興味を持ち独学で習得。多摩美術大学の教授であった橘加山又造に師事します。1977年、日本版画協会展に初入選。以後、1987年、カンピナス国際版画ビエンナーレ展(ブラジル)では最優秀賞を受賞、1989年、第9回カダケス国際小版画展(スペイン)で最高賞、1990年、インタープリント国際版画展(ウクライナ)で名誉メダル賞など数多くの国際版画展で入選・入賞を果たします。また、アメリカやフランスにて個展を開催。教員生活と並行して作家活動を行ってきましたが、1992年、作家活動に専念するため千葉市立稲毛高等学校を退職。国内外問わず、活躍中の銅版画家です。
銅版画の中でもメゾチントは、フランス語でマニエール・ノワール(黒の技法)と呼ばれ、黒から白にかけて微妙な階調の変化を得られるのが特徴です。
フクロウの羽毛や猫の毛一本一本にいたるまで正確に表現され、柔らかな質感からはまるで息づかいが聞こえてきそうなほど生き生きと描かれています。
人気の「ふくろう」、「猫」、「植物」をテーマにした作品を展示し、生田宏司の幻想的なメゾチントの世界を余すところなく紹介します。

観覧料

一般 高校・大学生 小・中学生
500円(400円) 300円(250円) 200円(150円)

※( )は20名以上の団体料金です。

主催

喜多方市美術館

後援

福島民報社/福島民友新聞社/朝日新聞福島総局/読売新聞東京本社福島支局/毎日新聞福島支局/日本経済新聞社福島支局/産経新聞社福島支局/河北新報社/ NHK 福島放送局/福島テレビ/福島中央テレビ/福島放送/テレビユー福島/ラジオ福島/ふくしまFM/喜多方シティエフエム

イベント

アーティストトーク & 刷りの実演

日時 2013年7月28日(日) 午後2時から1時間程度
場所 喜多方市美術館展示室

※当日観覧券が必要です(申込不要)