東海道五十三次の内 藤川駅 佐々木藤三郎

江戸後期、浮世絵は爛熟期をむかえて、その一流派の歌川派は人気を集めていました。歌川国貞(1786-1864)は、1807年(文化4)ころ画壇に登場し、後期浮世絵時代に活躍。初代歌川豊国の門人で1844年(弘化1)三代豊国を襲名しています。作画領域は錦絵、合巻の挿絵、秘画本などに及びました。特に美人画、役者絵に秀で「役者絵の国貞」の異名をとるほどでした。企画展では「東海道・役者絵」54点を紹介します。

主催

喜多方市美術館