フンデルトヴァッサー(1928~1999)は戦後前衛芸術家として1950年代登場しました。色彩鮮やかに渦巻や流線で描かれた作品は、見る人を強烈なイメージの世界に引きつけます。その底流にあるのは反合理主義や自然回帰の理念であり、絵画制作と同時に環境問題をテーマとして活発な芸術活動を展開させました。本展ではフンデルトヴァッサー自身が制作し啓発し続けたメッセージ、エコロジーをテーマとした「ポスター」など約50点を展示し、その芸術の一端を紹介します。
主催
喜多方市美術館
協力
(株)まつもと